黒住教では教祖である黒住宗忠神の御訓誡七ヵ条、並びにご生前に書き記された260余通の門人へあてた手紙(御文)と詠まれた300首を越える短歌をもって経典としています。
黒住教の立教の時とされている文化11年(1814)11月11日の「天命直授(てんめいじきじゅ)」後の文政8年(1825)から足掛け4年、文政11年まで宗忠さまは今村宮の参篭殿にこもられて御修行されました。 これを「千日の参篭」といいます。 尚、上の御七ヵ条は宗忠さまが青年期の頃から五ヵ条を記されていたものに、この千日の参篭の間に二ヵ条を加えられて、ご自身の日々の誡めとして心すべきものとして記されたものです。
上の「道の理」は、星島良平高弟(天保6年ー明治12年)の著書「教祖宗忠神御小伝」の一節で、教祖宗忠神がお道づれを教え導いておられたお言葉です。 下の「三十ヵ条」は同先生(星島高弟)が、教祖宗忠神ご在世時のお説教中などにお道づれをお導きになられていたお言葉の中から、日々の信仰生活の中で実践すべき御教えをまとめられたものです。
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