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信仰の手引き

大切なことを一つずつ

 「黒住教」は温和な宗教といわれます。
 私自身も、黒住教を信仰しながらご先祖さまを黒住教式にお祀りしている家庭(教徒)に生まれ育ちましたが、幼い頃より両親から特別何かを強制・強要されたりすることは一切ありませんでした。  祖父や祖母・両親の背中を見ながら神様やご先祖様に手を合わせて日々感謝することの大切さを自然に学んできたように思います。 
 そして、こうしたことは現在教会所に勤める中で、各ご家庭にお参りをさせていただきながら、私だけの家庭に限ったことではないと実感をしています。
 しかしながら、“それゆえに”かもしれませんが、核家族が当たり前の時代に移行していく中で「親から子へ」といった家庭での祭祀の仕方の伝達がされにくかったり、勘違いや間違えたままの正しくない“おまつり”になっていることが残念ながら往々にして見受けられます。
 そこで、ここに私自身が思う黒住教を信仰するうえで、まずは基本的で大切だと思うことを取り上げ説明してみました。 是非とも参考にしてみて下さい。

自宅に神様をお迎えしましょう!

■黒住教の神様(御三神)と御先祖様の奉斎方法
■日々のお供えの仕方

追述 三部作

■道の緒 〜祈りの道〜
■道端感謝
〜祈りの作法〜

■誠之道 〜祈りの実践〜
 

■神様を祭る
 私たちの家庭の開運のために、教主様が御神号をご染筆下さいます。 この御神号をご家庭にお祀りして黒住宗忠神とのご縁が結ばれます。
 この御神号は教会所を通じて本部に申し込みいたします。 本教においての家庭における日々の祈りは、この御神前で行います。
 ■ご先祖さまを祀る
 古来、我が国の祖先観は、「ご先祖さまの御霊は、子孫の暮らしを見守って下さっている。」というものです。 その伝統に則りご先祖さまの霊主(みたましろ)を黒住教式で丁重に祭祀いたしましょう。
 ■神文捧呈
 初対面の人には礼儀を正して挨拶をするように、日々お守りいただく神様には尚のこと礼儀を尽くさなくてはなりません。 まずは、御神号を拝戴した教会所において御三神に対してのお誓い(ご挨拶)申し上げることがご縁を強くする第一歩です。
 
 ■ご先祖さまの御祭り
 ご先祖さまの祭儀(霊祭)は、ご昇天後50日までの各10日毎の御祭りと、100日・1年・3年・5年・10年と続き、それ以後は5年ないしは10年毎に御霊様の節目と感謝の御祭りを執り行います。
 ■家祓い
 黒住教では「家祓い(やばらい)」を推進しています。 ご希望のご家庭には、祭祀されているご神前・ご霊前にてご拝させていただき、そのご家庭の平穏とご開運とご先祖様の御霊様に対して強くお守りいただけるように、毎月やその時々にお祈り添えをさせていただいております。
 ■奥津城
 神道では、一般的にお墓のことを「奥津城(おくつき)」と呼び、墓石にもこの言葉を用いて刻みます。 春秋のお彼岸には勿論の事、折にふれてお参りし、ご先祖さまに手を合わせに参りましょう。
 ■お参り
 
お参りは心の洗濯です。
 岡山にある黒住教本部・神道山や教会所にお参りをすることも大切な行であります。 そして、自宅のご神前・ご霊前に祈りを捧げ日々お礼を申し上げる。 この積み重ねこそが開運につながる道であるといっても過言ではありません。
  ■道づれ会員
 黒住教大阪大教会所では、お道づれ会員として御参加いただいたご家庭には、教会所で執り行う行事などのご案内などが記載されている「お道づれ通信」を発行しています。 皆様お一人お一人の真心からなるご参加が教会所の発展に繋がっています。

黒住教大阪大教会所

〒543-0062
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TEL 06-6771-8191